結束バンドはいくつもの配線類をまとめることができる便利品ですが、束ねただけでは本体自体は動いてしまいます。
室内の隅に設置していても、埃がたまったり室内掃除をする際には、動くことにより不便さを感じてしまうことは想定できます。結束バンドは固定する方法もあり、いくつかのアイデアはありますが、その中でも最も簡単な方法はネジや釘を用いる方法です。ネジや釘を利用するには選ぶ素材は7ミリ以上の幅のタイプが必要です。この範囲のサイズであれば穴あけを行って釘やネジで壁に固定することに適しています。
既に購入済みの結束バンドを固定するアイデアでは、幅は一般的なタイプで多い5ミリ以下のものです。この幅の場合は壁の固定したい位置にネジに対して、少しゆとりのあるサイズのワッシャーを付けてネジ打ちする方法が便利です。ネジは完全に根本まで回してしまうのではなく、ワッシャーのリングの穴に結束バンドを通せる程度に締め付けることが必要です。
ネジとワッシャーを活用する方法で、任意の場所に完全に結束バンドを固定できるので、掃除の際や埃対策も行える快適性が生まれます。両面テープや接着剤の利用は向いていない素材になることから、ネジや他の金具類で穴を作った上で作業をすると簡単です。屋外利用の際には選ぶネジとワッシャーはステンレス製を選ぶと腐食しにくい状態に仕上げることができ、長い年月が経過しても脱落してしまう可能性を大きく減らせるので素材選びも重要です。