一度使用した結束バンドは、戻すことができないので再利用はできないと思われています。
だからこそ安心してケーブルなどを抑えることができます。ただし、条件さえ合えば再利用することも可能です。結束バンドの使い方は、ロック機構のところにベルトを通して締め込むことで、ケーブルなどを束ます。元に戻そうとしても動きません。無理やり力任せに引っ張ると、壊れて使えなくなります。必要がなくなったときにはベルトを切って、外します。使わなくなったときに切断する場所に注目すると、再利用の可能性が見えてきます。
つまり、ロック機構に入れる前のベルトのギリギリの部分で切断すると残りの部分が使用できます。この方法は、最初に使ったものよりも細いものを束ねるときにしか使えませんが、全てを捨ててしまうよりも良いですし、緊急用としていくつか持っていると、便利です。切断した後でロック機構についているベルトを取り外します。
次につけるときに押し出すこともできるので、そのままでも構いません。残りのベルトをロック機構に差し込み、引っ張ることができないので押し込みます。あとは普段の使い方と同じで、変わりありません。結束バンドの再利用は事実上可能ですが、劣化の具合や長さによって使用できないので注意しましょう。あくまでも使うこともできるレベルで、基本的には新品を利用する方が安心です。結束バンドがどこにもないときに、比較的長く残っているものがあれば、試してみると良いでしょう。