機械器具のたくさんのケーブルを電源周りや配電盤に設置している場合や、オフィス環境でもパソコンやLANケーブルを多数張り巡らせている場所では、ケーブルを整えてもどの機器に接続されているのかが分からなくなる可能性もあります。
接続コネクタから辿っていけば判断を行えますが、時間が掛かってしまうデメリットや間違いを生じさせる可能性もあり、対策を行うことは仕事関連では効率的です。対策用のアイテムは販売されており、丸札などが非常に有名で多くの場所で活用されています。名称通りに丸い形状の札になり、耐候性を高めるために樹脂製を採用していたり、ステンレスを素材にする丸札も存在します。
サイズもたくさんの中から選ぶことができ、最も基本的なタイプは白色です。簡単に消えない油性マジックなどで書き記す方法で、丸札の効果を発揮させられますが、手書きではなくパソコンから作成したデータでシールをプリントアウトしたものを貼り付けて利用する方法でも簡単です。記名やシールの貼り付けは誰でも行える作業ですが、丸札を専門に取り扱う会社もあり、こちらは購入に合わせて名入れを利用できるサービスも使えます。
本来の用途がケーブルの判断用に使うことから、上の部分には穴が設けられていて紐を通すことができます。初めから紐付きで販売をしている商品もありますが、結束バンドを用いて固定する使い方もでき、普通の紐以外でも穴を通せるものはいくつもあります。劣化と共に脱落してしまうことが無いように、丈夫な素材を使うことは必要です。