屋外銘板を作る必要性が出た際には、汎用品を合わせて自作する方法もあります。
紫外線対策や雨など水の対策が必要とされており、耐候性に優れた品質を維持することは欠かせません。自作で手軽に作る場合は、アクリル板を基本材料にする方法は耐久性を考えても良い選択肢です。2ミリ以下の薄いアクリル板は避けることが必要になり、加工可能な範囲でできるだけ厚いタイプを購入することが前提です。次に屋外銘板に記載する文字等をパソコンで作成することが必要です。
文字だけの場合は簡単にロゴ作成は行うことができ、サイズ合わせをきちんと行ってから、プリンターで使える粘着シートに印刷を施します。文字部分を残してカッターナイフでカッティングしていき、アクリル板に貼り付けを行う作業を行います。その後はアクリル板に対して、塗装を施す方法があり、耐候性に優れた油性のラッカースプレーを用います。下塗り塗装から好みの色のスプレー塗装を行い、各スプレーは3回程度に分けて塗ることも基本作業です。
着色することができた後には、粘着シートの文字の部分を剥がすと文字部分以外がスプレーの色に仕上がっているので、汎用品の活用で見栄えの良い屋外銘板を完成させられます。長期利用を検討していることが多いので、最後の仕上げにクリア塗装を十分に施すとかなりの耐候性を実現できます。
アクリル板のままでは縁の部分が割れてしまうという問題をクリアするには、アルミフレームを別途作成する方法と、最初から自動車用ナンバーフレームを購入しておき、そのサイズに合わせた銘板を作成すると完成度を高く保てます。これらの作業を難しいと感じている方は、屋外銘板は高品質、高耐久を約束しているプロショップに任せる方法が確実です。