配線ダクトは、レール状になっていて、複数のライトを自分の好みの場所に取り付けでき、様々な演出ができる電気器具ですが、かつては店舗などで使用する工事パーツとして販売されていましたが、最近では家庭用のローゼットなどのコンセントに対応する様になり、一般家庭で使用するための「簡易取り付け配線ダクト」が販売される様になりました。
配線ダクトの材質は、一般的にはアルミフレームが採用されています。一般的に販売されているサイズは、1メートル・2メートル・3メートルとメートル単位ですが、材質がアルミのため、金属用の鋸を使用することで、一般の人でもDIY感覚での長さ調整が可能です。ダクトに使用されている材質は、通電部分に関しては銅が採用されているのが一般的です。
また、配線ダクトは、JISC8366という照明器具メーカーで採用されている統一規格で設計されているので、照明器具のメーカーを問わず好みの照明器具をつけられます。配線ダクトを利用して付けられる、おしゃれな照明器具の代表例はスポットライトやペンダントライトなどです。
スポットライトは、美術品などにスポットを当てるのに適しており、ペンダントライトはダイニングなどで使うと、温かみのある空間づくりができます。なお、最近は光源としてLEDを採用した証明も多数販売される様になり、よりおしゃれな演出が可能になっています。LEDというと省エネというイメージがありますが、メリットはそれだけではなく、LED光源を採用することで、好みの色温度の照明を選べるようになります。