lanケーブルは、家電量販店などにいくと、いろいろな長さのものが販売されています。
感覚的にわかると思いますが、lanケーブルを選ぶ際には必要最小限の短いタイプを利用するのがおすすめです。その理由は、ケーブルが長いと信号が減衰してしまうので、エラー発生率が高くなり、その結果通信速度が遅くなります。また、lanケーブルはノイズ対策として、ケーブルが網状のシールドにて保護されてはいますが、ケーブルが長くなると、そのシールド自体がアンテナとなり、ノイズを拾いやすくなってしまい、通信エラーが発生する確率が高まります。
理想的には、ルーターやモデムの近くにパソコンを設置し50cm~1.5m程度の短いケーブルで接続するのが良いでしょう。もし、戸建て住宅などで各部屋にインターネット回線用のケーブルをつける場合は、一つの長さの目安は10mです。戸建て住宅を建設中の場合は、モデムやルーターを設置する位置をよく吟味したほうが良いでしょう。ポイントとしては部屋全体を考慮して、最小限の長さで分配できるように、家の中央にモデムやルーターを設置するのがベストです。
また、ルーターは信号をブーストする機能もあるため、あえて、モデムとルーターを離して設置するのも効果的です。また、宅内配線では、極力必要最小限の短いケーブルにする必要があるので、その際には、lanケーブル専用の、かしめ工具を使用してRJ45コネクタを接続して、オリジナルの長さのケーブルにすると良いでしょう。