近年では、光回線の性能も上がり、そのスピードは1Gbpsなどハイスペックになり始めています。
しかし、人によってはせっかく1Gbpsの高速インターネットサービスを利用しているにもかかわらず、100Mbpsも出ないと悩む人もいます。Wi-Fiなどの無線LANを利用中であると、速度が落ちても納得できるかもしれませんが、有線環境で使っているにもかかわらず、速度が出ないのは納得がいかないでしょう。実は、それlanケーブルを変更するだけで解消できるかもしれません。
lanケーブルは、その素材やケーブル構成などが日夜進化しているのです。それは、lanケーブルの規格を見ると性能の違いが異なります。ケーブルは、カテゴリという形で性能分けされています。最新のカテゴリはCAT8です。CAT8は、最大25Gbpsに対応しています。その他、CAT7は10Gbpsです。
CAT6については1Gbpsで、Cat5eは1Gbps、CAT5は100Mbpsです。もし、自宅に来ている光回線が1Gbpsの場合はCAT5e以上のスペックのケーブルを利用する必要があります。当然、カテゴリがアップするとコストが高くなるので、コストパフォーマンスを考慮するとCAT6が妥当でしょう。また、lanケーブルを変更する場合、モデムとパソコンが近距離にある場合はケーブルを買ってきて変更するのみですが、宅内配線となっている場合は、電気会社に連絡して配管工事をしてケーブルを交換します。配管がないとケーブルの交換が不可能ですので、住宅を建てる際にlanケーブルについては配管を通しておく必要があります。